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お便りコーナー3「クリエイターは専門学校に行った方がいいの?」

疲れた…疲れている…

俺は今頑張っている…正直一ヶ月ぐらいサボってたから今頑張るのは当たり前…戒め…しかしずっと描いてても集中力を欠いてしまうので(うまい)少しブログを書きにきたよ。

ちなみに今コンパスアートブックの書き下ろしの佳境です。参加イラストレーターさん皆ツイートしてたし核心に迫らなきゃいいよね。コンパスのイラストをお仕事で描くときは基本的にイラストレーターとして一番いいものをと思って描いています。そんくらい僕にとって大事なコンテンツなので期待していてください。

ということでお便りがまだ少し残っていたので回答いきます。

動画の作業配信とか、配信でなくても何かしらメイキングとか是非是非見てみたいです!!動画はイラストと違って格段に好きな作家さんのメイキング等がないので…自分でも自分の描いた絵を動かしてみたいな~とは思うのですがなかなか難しいですね(´・ω・`)

なるほどなるほど、貴重なご意見ありがとうございます。

わかるんですけど、そういえばなんでやってないのかな?っていうのは動画って「自分一人で完結」しないんですよ。音楽を作ってくださった方や場合によってはイラストを提供してくださる方、コンテンツの所有者が僕だけじゃないので、自分で思い立ってメイキングをしようっていう発想がないんですね。

今度考えてみますが、手っ取り早く動かしてるのをどうやってるのか知りたい場合はyoutubeなんかで「AE チュートリアル」などで検索してみるのはいかがでしょう。外人さんなんかが懇切丁寧に超絶技巧を披露してくださっています。

AEというのはAfter Effectsの略です。自分の使ってる動画編集ソフトの名前にしてもいいかもですね。

りゅうせーさんの作品は独特で大好きです いつも応援しています! 質問なのですが、私は自分の絵を動かせる人になりたいのですが、動画はCGなど使うなら専門学校に行った方が良いのでしょうか…? 色々な技術を使いたいです りゅうせーさんの意見を聞きたいです 忙しいと思うのですが、よろしくお願いします!

ありがとうございます!

とりあえず落ち着きましょう!今すぐご家庭のパソコンからでもiPhoneでも映像制作は始められます。

なりたいと思うのは第一歩、見事クリアです。そのあとはまずチャレンジ。これをお勧めします。

僕は一番初めジャパネットタカタで買った家族用ノートパソコンを占有してwindowsムービーメーカーにて動画を作り始めました。歌い手さんが好きすぎて、歌い手さんのイラストを描いてここがすごい!この曲を聴いてほしい!みたいな紹介を動画にしてました。懐かしい…音のつなぎとかもイジってたな…多分今見たら音屋の友達にぶっ殺されるレベルのひどい編集でした。

そのあと、winムービーメーカーだと色の発色がどうしても悪くて、映像ソフトを乗り換えました。今まだあるのかなあニコニコムービーメーカーっていうんですけど。ニコニコで公式に配布してたやつで簡単な紙芝居とかだとすぐできるっていうやつですね。

とにかく作ってみるっていうのは本当に大事です。映像を作るということはソフトが変わろうとも基本的にやることは変わりません。2Dと3Dの違いはさすがに大きかったりしますがほとんどがユーザーインターフェイスの違いです。とにかく作ってみて自分がやりたいことに特化したものに寄っていけばいいんです。

しかもこの業界本当にすごいのが何でもかんでもタダで体験できるということ。aviutlなんかプロ顔負けの編集が出来ますよ。あれほんとすごい。(僕は途中macに乗り換えたので違うソフトを使っていましたが)

「僕は」の話で聞いてほしいんですが、専門学校に行った方がいいのかという疑問がまだ浮かんでしまううちは「やめた方がいいです」と答えさせていただきます。

ちょいちょいゲームで例えますけど、負けられないボス戦の前、戦略立てますよね?仲間を選んで、物理、魔法、回復、アシスト様々な役割でパーティを組み合わせて敵のパターンに合わせて行動していく。

それと同じなんです。乱暴な言い方ですけど。

火龍を倒すという目的があるのにパーティ草属性で固めたりしませんよね。3Dがやりたければ3Dの機材を調べ、やってみて(3Dにもblenderという非常に優秀な完全無償ソフトがあります)どうしても師がほしい、もっと学生では手に入らないような機械を使って撮影をしたい…!みたいな欲が出てきて初めて学校という目的地が出来るわけです。

質問者さんの言う「色々な技術」が何を指して、その技術をどう作品に活かすか。まずはそこから探してみるのはいかがでしょうか。

体感ですが、中高校生でのインプットは人生で一番色濃く作品に影響すると思っています。僕はまだその時にハマったケモノジャンルから抜け出せないし、夢中になったバンドをまだ応援していたりします。それくらい黄金の時間だと思っていただいて良い。だからこそここはルート分岐のある中ボス戦。じっくり考え、たくましく試すことをお勧めしますよ。

ちょっと前までイラストレーターさんになりたいとか言って親に怒鳴られていたのですが、最近では理系の研究なんかしながら副業や兼業などの形でお金をもらって仕事をしていきたいと思っています。イラストをお仕事にするとなると、1日どれくらいの時間、絵と向き合うことになるのでしょうか? りゅうせーさんの場合1日でどれくらい絵を描いていらっしゃるのでしょう?教えていただきたいです! あとTwitterのidは省略しますが、絵を見ていただければ嬉しいです!

怒鳴られたの!?大丈夫!?

多分質問者さんの進路を真面目に聞いている証拠ですよ。自分で進む道を決めてえらい!頑張りましょう!

質問は案件にかける時間がどれだけ1日を占めてるか。ですね。

全部です!!!

全部なんです…終わるまでは全部作品作ってる時間なんです…人によるとは思うんですが、気が収まらないんですよ。お出かけしても談笑してもバーベキューをしようが兎に角「〜日しめきりだ…あと〜日しかない…」っていうのが頭から離れません。

単純に作業の時間だと本当に僕は1日まるまるかけて一気に仕上げるど根性方式でやってます。

途中で筆を休めるとサボりが長くなってしまうのでダメなんですね。夢でも何かに追われてることが多いので本当にずっとって感じですね。責任がすべて自分にある仕事なのでダメな仕事を納品するわけにもいかない。そこのプレッシャーと戦うのも大変だったりします。

しかし、その対価を総取り出来るのもクリエイター業のいいところだと思っています。

クライアントに感謝の言葉とお給金を貰う快感・達成感はなかなか得がたいものです。

twitterのidを省略されると絵が見れないんですがそれは…

アカウント見られるのがいやだなーというのであれば、ファイル便のURLでもいいんで書いておくとりゅうせーが目を通します。

そんなとこかな。

今のとこウェブ拍手にある質問は答えたと思います。

あと絵を見てほしいというのがちらほらありますね。僕みたいな半熟が言えることは全くありませんが全然見ます。今の子がどんなものから影響を受けてどんなものを描いているのか気になります。

ブログで取り上げてもいいよというのであれば掲載許可とつけてくれると嬉しいな。(まさかのブログネタ乞食)

あれみたいな感じ。漫画の後ろの。読者コーナーみたいな!(雑)

ということでお便りコーナーでした。


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