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お便りコーナー5「自信を持つにはどうしたらいいの?」

October 6, 2017

なんかちょっと忙しかったのでブログお休みしてました。

その間に一件やった仕事がアップロードされました。

 まふまふさんの新譜「明日色ワールドエンド」のクロスフェード映像です。僕が以前にMVを制作させていただいた「夢のまた夢」も収録されるようです!普通の動画と違ってクロスフェードは一つ型を作ると繰り返しの部分も多くすんなり作れることも多いのですが、前奏部分に力を入れたり、デザイン周りをどうやったら見やすくなるかいろいろ考えたり、飽きがこないように、かつおしゃれに構成できればなぁと思い試行錯誤してるうちに結構工数が重なったこちらの映像。

もちろん収録曲も折紙付の良曲ぞろいですのでみなさまチェックしてみてくださいね。

その他やった仕事も追々お知らせできると思います!

 

さて、質問いただいていたので回答させていただきます。

 

質問なのですが、絵を描く時に意識してるとこ、気にしてるとこ(線の強弱や塗り方、またはここだけは譲れない部分)などはありますか? 
また、1枚の絵に対してラフ案はどのくらい作りますか?人によるかもしれませんが…。仕事絵、趣味絵でそれぞれ違っていましたら教えて下さい。

 

最近は構図を意識して作画してます。とにかく絵としての構図が苦手で、それを克服するために修行中…といった感じです。映像だと汎用性の高い素材としての絵を何枚か作り、音楽との相乗効果でいろんな場面を作っていくんですが、激しく動く動画と違って小細工の一切が通用しないイラストはまた別の要素やテクニックを使って見栄えを出さなきゃいけないんだあと色々見聞きした結果強く実感したのでそこを意識しています。

 

それ以外だと何を目的にするかで色々気にかけることは変わります。色塗りの工程をシンプルにするのであれば線画で妥協はせず、タッチを増やしていく、塗りこむ場合は線画が喧嘩しないよう余白を残すようにする…などなど絶対にこうというのはあまりないかもしれません。

キャラのパーツとして譲れない部分は目ですね。下まつげをしっかり男性にも入れるようになってから、ここだけは譲れないなと思っていたりします。コンパスの忠臣やグスタフを描くときには特にそこに力を入れています。色気を出すポイントです。男性を描く際、女々しくならないように下まつげを存在させるのは結構難しいので興味があればチャレンジしてみてください。

 

一枚の絵に対してのラフ案は大きな仕事でもそんなに出さないです。多くて3案くらいですかね。基本的に僕に飛んでくる案件はそんなに時間もない上に、大人数の作画というわけでもないので割とパッと決めることが多いです。うまく決まらない時も一案を信じてこねくり回すことが多いですね。あんまり良いことではないので見習わない方が良いです。

趣味絵はもう全く何も考えてません。棒立ちでも日の丸構図でもなんでもいいやみたいな感じですね。描きたいものをかければそれでいいので。見栄えのいいものを練習したいときはいくつかラフを描いてそれにちょっと手を入れて投稿するみたいなのがほとんどです。

 

スマホのお絵描きアプリで普段から趣味でイラストを描いていて、そろそろ限界を感じてペンタブが欲しいなと最近思っているのですが、どの様に選べば良いのかさっぱり分かりません。りゅうせーさんのおすすめのペンタブや選び方があれば教えて頂きたいです。

 

自分のできるとこから始めてどんどんステップアップしていくのはとてもいいことです。

多分スマホで作画していて出てくるストレスのおおよその問題はその作業スペースの小ささでしょうね。

ペンタブ。種類としては大きく分けて液タブと板タブで分かれますが、僕は板タブを使ってます。ダイレクトな書き味という意味ではスマホからの乗り換えであれば液タブの方が安定するかもしれませんが、いかんせん高価格帯で大きなものだと物理的なスペース問題にもなってきます。

最初はあまり無理をせずワコムの初心者用と歌われている板タブから使うのはいかがでしょうか。

僕は最初描画スペースが一番小さいハガキサイズより少し大きいくらいのコンパクトなものを数年使っていました。そこから描画スペースを大きくするにあたり上位機種に変え、今使っているintuos5はもう4年くらい使ってるのかな…?そんな感じで今の一番しっくりくるペンタブにたどり着くまで何個か機種変を含めて10年くらいあれでもないこれでもないをしています。

とにかく手の届く無理のない範囲からで大丈夫だと思います。今のペンタブは低価格のものでも僕が使ってた頃のものよりずいぶんよくなってるはずですよ。

 

りゅうせーさんには、自分に自信を持つ心がけ、考え方、コツなどのようなものはあるでしょうか?
(私の個人的なお話になるのですが)私は両親と姉がいます。母が美術関係が得意な人で、それに影響され姉が絵を描き始め私も姉をみて絵を始めました。母と姉はとても絵がうまく、頭もいいし運動もできます。私は姉や母より絵はうまくなく、家族よりも頭や要領が悪い為自分に自信が持てません。
何か自信のでるような考え方などはあるでしょうか?

 

残念ながらこちらが聞きたいくらい僕には自分に自信がありません。申し訳ない…

家族やご兄弟が自分より優れているのはとても心にくるものがありますね…僕がなけなしの自信を持つときはやはり具体的な成功体験があることに尽きると思います。「私はこれを成功させた」という事実はきっと自分を救ってくれると思います。

もどかしい話になるかもしれませんが成長曲線というのは本当に人それぞれです。例えば女の子の方がクラスの男子生徒より身長が伸びるのが早いですよね。しかし大人になるとそれが逆転することが多い。それと同じで早熟でもどう何に影響を受けるかによって成長の度合いはかわります。

 

僕は小学校の頃と中学の頃にコミックイラストを描く子の集まる部活動に入っていました。特に僕はその中だと絵がうまくなく、根気がなく飽きっぽいため漫画の冒頭描いては飽き、次の冒頭を描き…と忙しのない子でした。しかし大人になって、ものを作って仕事をしたいと思ってからたくさん描くようになり、今ではその部活動に入っていた子よりも絵が描けるようになっています。(仕事にするまで続けたのが僕しかいないというのもあるのですが…)

過去のブログにも書きましたが、自分の要領の悪さという欠点に気づいているということはそれを直すべきであるという見当もついているはず。そのあとはその着眼点を絵に向けることでどんどん自分の作品に対してどんどんツッコミを入れることができ、上達のために何をすべきか見つけられると思いますよ。

 

ここからは勝者になった感覚のない僕の推測になるのですが、圧倒的に優れている人というのは「負けているという感覚」をあまり持たないのかもしれません。それは逆に言うとそれは「負けている僕らにしかわからない感覚」なのかもしれません。負の遺産のように見えますが、高くまで積み重なったプライドが一気に瓦解すると立ち直るのに時間がかかるでしょう。積み木を高さ重視にして早く積めば崩れやすくなるのと同じ。「負けた」「悔しい」「劣っている」という積み木を崩すような感覚を一段積むごとに感じる人は敗北に強くなります。

 

そして物事に真面目に取り組めば取り組むほど皆平等にどこかで大きな敗北が一度は訪れます。

 

その来るべき大きな敗北で体制を崩さないための体幹トレーニングをしていると思いながら気長に創作活動するというのはいかがでしょうか?

 

質問者さんの未来にいつか大きな花が咲きますように。

やればかわるし、続ければきっと変わります。そうじゃないとやってられないですから。

辛いかもしれないですけどきっと楽しいですよ!

 

 

 

というわけで今回も長くなってしまいました…

お粗末!!!

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