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お便りコーナー4「私の絵と動画を見てくださいその1」

いつも応援してます!脱法ロックや女学生探偵シリーズの動画がだいすきです!そしてもっとだいすきなのがりゅうせーさんのみそきちです。もう描かないんでしょうか・・botもフォロワーが徐々に減ってて悲しいです。お忙しいのは承知しているのですがあのかわいいかわいいみそきちがだいすきなのでたまにでいいので描いていただけるととても嬉しいです・・・・!

ありがとうございます。

そしてすみません。仕事やメンタル保護(低気圧や月に何度か来る謎の死にたさに対峙した時にツイッターなどで痴態を晒さないようにする努力活動)に忙しくて気が回らないというのが真相です。やらないってわけじゃないんです。どうしても仕事やしんどさに負けてしまう…情けない…もちろん活動するつもりはございますので同じつぶやきばかり繰り返すみそきち(打ち込んでて悲しくなってきた。)に愛想尽かさずもう少し待ってやってください…

りゅうせーさんこんばんわ!りゅうせーさんのお好きなジブリベストファイブが知りたいです!是非とも!!

この質問完結で答えやすくていいですね!こういうライトなのもお待ちしております。

1魔女の宅急便

2千と千尋の神隠し

3耳をすませば

4猫の恩返し

5平成狸合戦ぽんぽこ

こんな感じです。んで、これ僕毎回言うと本当にこれ非国民扱いされることが多いんですけど

未だにナウシカとラピュタを見たことがないんです。

今27です。なんか知らないけど見たことないんです。ぶっちゃけバルスってなんだかよくわかんないです。で、なんで見たことないか考えてみたんですけど、よく再放送やるじゃないですか。ジブリって。

でもその再放送を夢中になって見るような歳にラピュタとナウシカは難しかったんですよね。小学生で小さかったしなんかやたら途中で寝てた記憶があります。その頃僕は魔法にめちゃくちゃ興味があって。愛読書は「大長編ドラえもん のび太と魔界大冒険」でした。ドラえもんめちゃくちゃ好きだったんですよ。

なんで魔女の宅急便は異常なほど見返してて。漫画とかゲームとかで出てくる魔法じゃなくてこういう魔法もかっこいいな…とかいうのから魔女の宅急便が一位なんですよね。

んで大きくなってわざわざその子供の頃に見ていなかったものを再履修するみたいな気分にもならず今に至るんですよね。2位から下は人外の活躍があるかないかがほぼ全てですね。動物のキャラクターがアホみたいに好きだったんで、動物モチーフだと絶対見るような独特の選択基準があったんですよね。千と千尋はジブリで一番好きなキャラの大鳥様がかわいすぎるから。耳をすませばのバロンの作画が最強に好きで、短いバロンの喋るシーンで3位まで食い込んでます。似た理由で猫の恩返し。

ぽんぽこは動物キャラとテーマのうら寂しさが1位においてもいいくらい好きなんですけど、なんとなく変化とかする時にやたら出てくる金玉袋の直球なシモが腑に落ちなくて「金玉…金玉かぁ…」となり5位になってます。

完全にナウシカとラピュタは見る機会失ってしまいました。

やたら見てないと馬鹿にされるので馬鹿にしない人と一緒にナウシカ・ラピュタ童貞捨てたいですね。

まだまだ未熟でりゅうせーさんと同年代くらいなのですが、来年学校に行って来ます。 もともと三年専門には通ってましたが、あの頃は絵で食べていく自信がなくて、絵の学科ではなく生活雑貨系の学科に通っていました。 それが今くらいの年齢になってくると、あの時絵の勉強を本格的にすればよかったと言う後悔になって襲って来ました。 それで本来の目的からはズレるのですが、1年間、研究科ということで勉強します。 泣きながら先生や親に訴えました。 長々失礼しました。pixivのURLを貼ります。(URL省略) 動画編集もコンパスを始めてから作り始めましたので、よろしければ...(URL省略) いろいろすみませんでした。それでは失礼します。

お便りありがとうございます。

なるほど、泣きながら…相当な覚悟のもと向かわれるということですね。しかしこのお便りコーナーもなんだかんだ4回目ですが世の中には絵の道に進むという人は多けれどその向かい方は人それぞれですな。僕の年齢くらい、さらに拝見したところ目指してらっしゃるのはアニメ漫画系の流行の早いイラストですね。

僕らぐらいの年齢になってくるとなるべく生活の足しにするタイミングが早い方がやはり有利になっていきます。厳しいことを言うようですが、甘えたことは言えません。生きていかなければならないのですから。

もちろん趣味として割り切るのであればゆっくりと進めていくのも悪くはないでしょう。ただ文章から察するに生きる上での進路に舵を切りたいということですね。わかります。僕も30手前が一度のチャンスだと思っています。

なので、デザインの仕事をやめ、今フリーランスとして活動しています。

これ特に何も書かれてないんですけど文脈としてはアドバイス…という形が適切なんでしょうか。もしこれ見て送りたいなと思う人がいたら、よかったら「どうしてほしいか」明記していただけるとすれ違いが少ないように思いますのでよろしくお願いします。

さて、イラストの方まず見せていただいた感覚としては全身を描くという意識や背景まで書き込もうという意識がよく見て取れます。作品数も多く、意欲が見て取れる。スタートラインとしては非常にいい傾向です。ポーズもチャレンジャブルなものが多い。やはり人間描いてて楽しい場所というのがありますからね。バストアップが楽しいのは顔面にキャラクターイラストの面白いところが固まっているからです。僕はかなり長いことバストアップ絵描きでした。

その上で次に意識していただきたいのはディティールへのこだわりです。

難しい手や足を入れることに苦手意識を持たず進んでいくのはとてもいいことですが、パーツ一つ一つへのこだわりが弱い印象を受けます。「このポーズをとった人間の髪は、手は、横顔はどうなる?」「こういう色の空間に置かれたらどんな風にキャラクターは光を受けてどんな色になる?」「ていうかこいつはこんなとこでなにしとんねん。グラビアの撮影でもこんなとこで撮らんわ」などなど…

自分で自分の絵にツッコミを入れていくというのはとても大事です。常に自分には弱い部分があってそこに妥協しているのを悟られたくないという心の弱さから出た解決法なんですが、これが結構効きます。

これはひどい。ダメだな。なんでダメかな。だってこんな手存在しないじゃない。全然参考写真どおりにかけてない。やり直し! こんな髪どっから風吹いてこうなっとんねん…全然動きがないわ…やり直し! 左右反転やばwww下手くそかよ…やり直し!みたいな感じでどんどんツッコミ入れていくんです。

コンセプト考え、下書きをし、構図をひねり、線画をし、整え、色を塗り、加工し…一枚完成させるのにはめちゃくちゃな労力がかかりますので、途中で「もうこれでいっか」ってなるのはよくわかります。しかし自分リテイクを少しずつ増やし、ここがダメここがダメを潰していくと今の絵と比べた時に絶対成長があると思います。

だって常に過去を否定していますから。否定されたものは変化していきます。僕はこれをやっているうちに

「いやー昔これ描けなかったろうな〜〜まだ全然ダメだけどだいぶ人様に見せられるものになってきたわ」と少し工程もできるようになってきます。今回自分リテイクをお勧めしましたが、拝見した作品の具体的にこの絵のここがとは言いません。自分で気づくのが課題です。ここがダメだと思うところをどんどん突き詰めて行ってください。そうしているうちに不思議なんですが、描いていて楽しい部分が増えてきます。できるようになるということは脳内にめちゃくちゃ麻薬を投下してくれます。頑張りましょう。

あと、表には人間のマナーとして絶対出しちゃダメですが、僕の絵とか見たものの悪い部分をどんどん粗探しをして「私ならこうするな」と考えるのも自分の絵に向き合うときの引き出しになるのでお勧めです。ここでもう一つ大事なのは「粗探しする奴がいるってことは自分の絵も細かく見ている奴がいるぞ」という仮想敵を作ることです。

とことん自意識過剰になってください。僕なんかガンガン心の中で貶しちゃってください。これでプロ行けんだったら私だってヨユーだわくらいの勢いで進んでいってほしいです。

映像の方もそんな感じですね。

作品数は多く、ガンガン作るという姿勢はめちゃくちゃいいです。しかしいかんせん同じ効果、演出が多いですね。もっと色々チャレンジしていただきたいです。動画に関しては多分書き始めるともっと長くなるので、映像の質問が来た時にでも書きますけど、作るに置いて意識できる箇所を増やすのはとても大事です。頑張ってください。

特に締め切りがあるわけでもないのであれば出せる力の限り頑張った方がいいものができるのは自明の理です。根性!

あと、これは言うかどうか傷つくかもと思ったんですが、僕と同じくらいの年齢であればそろそろ気をつけていただきたいのは過剰すぎる卑下はやめた方がいいです。(人に言っておきながらフラッシュバックする黒歴史たち)動画に関しても誹謗中傷はNGなど、前置きを長くつけてらっしゃいますが、曲作ってる立場の人が見たら前奏の曲部分が無駄になってしまいます。作品を借りるのであればその作品が一番よく見える写り方を考えましょう。

誹謗中傷NGなどというのは社会のルールとして当たり前のことで、あと残念ながら前置きを置いたからといって絶対に中傷はなくなりません。理不尽ですがそういうとこです。あと二次創作物によくあるこの動画のには〜という注意は投稿者コメントのところに書いときゃ十分です。

感じ悪いこと言ってしまいますが、昔を思い返して過去に僕もよく言っていた「下手ですいません…」「本当に時間がなくて…」「アナログですが…」みたいなのは自分にだけ沁みる言い訳みたいなもんで、他人はそんなこと知ったこっちゃないんです。世に出されたものがあなたの作品です。それ以上でもそれ以下でもありません。良いなと思ったら良い訳だし、下手だなと思った下手だなと思われるだけです。だったら、「下手なので…」と前置きされたものより「ドン!!」と提示されたものの方がかっこいいんですよ。これは技術の問題じゃなくてアーティスト性の問題です。

「まずいです!すいません!でも一生懸命作りました!」って書いてるラーメン屋なんか誰も入りませんよね。同じラーメンでも「スープにめっちゃこだわってます!」って書いてた方が気持ちよく食えるじゃないですか。

気持ちよく作品見てもらえるように意識改革もぜひ!

絵の練習とかと違って意識は変えたら次の瞬間から変わりますよ!

ファイト!

長い!!!し説教くさい!

りゅうせー言えた立場じゃねーだろカス。って思われるとは思うんですけど。

そんなことビビってたら何も言えないなと思いブログでは少し強気目で書いています。偉そうなこと言ったし。という自分への戒めにもしている節があります。まあ興味ある人だけ実践したり何だりしてみてください。

僕は、の話ですけど、やってみるに越したことはないんじゃないかなーと。

では!!!


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